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海外駐在未経験者が海外駐在求人で内定獲得する3つのポイント

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ウィルアジアジャパン山田です。

弊社は、ウィルアジアジャパンを設立して以降、グローバルに強いエージェントとして、海外駐在員求人を注力の一つとして尽力して参りました。実際、これまで多くのクライアントからご依頼頂き、累計数十名以上の方の海外駐在員ポジションのお手伝いをさせて頂いております。

手前味噌ですが、会社規模から見て海外駐在求人という部分においては、誇れる実績ではないかと自負しております。

直近がコロナ禍ではあるものの、日本国内の転職市場も活性化してきた印象が強く、海外関連求人の募集も少しずつ始まってきております。このコロナ禍で海外駐在や社会人留学など海外への渡航を希望していた方からのお問い合わせも少しずつ増えてきており、結果的に駐在未経験の方による海外駐在員へのチャレンジというニーズが増えているように思います。

そこで今回は、海外駐在未経験者が海外駐在求人で内定獲得する3つのポイントと題して駐在員採用の実態に関して発信して参ります

 

駐在員求人は狭き門

まずお伝えしたい点は、「弊社の過去実績ベースで、海外駐在未経験者が内定を獲得したケースは内定者全体の約8%程度。」という事実です。

確率的には10人に1人も満たない計算になり、未経験からの内定獲得はとてもハードルが高いことをまずはご理解下さい。

理由は、多くの場合、海外経験者の不足分を即戦力採用したいという目的が明確であることから最終的には経験者重視の採用に偏っています。会社としてもコスト高(年間2000万円以上といわれています)な海外駐在員を未経験で迎え入れる発想はなく、自社の既存の未経験社員を派遣するという選択を取るでしょう。

となると、着目すべきはこの8%に該当する、海外駐在員経験がない人たちがどうやって駐在員(または赴任前提)ポジションをつかんだのか。以下3つのポイントをご覧ください。 

 

ポイント1応募年齢が20代半ばから30代前半まで(ポテンシャル)

未経験からチャレンジする上で、一番の重要な要素は、未経験でも良し=ポテンシャルを感じてもらえること=若手であることとなります。

具体的には、社会人経験をきちんと有している25.6歳~32歳位のゾーン。海外駐在経験者ではない以上、育成枠、若手枠のような将来の海外人材として採用枠を検討してもらうという流れになります。

一方で、これ以上の年齢になると、ポテンシャルを感じてもらうことは相当難易度が高くなってしまいます。

ポイント2地方企業にチャンスあり(柔軟な採用基準)

次にポイント2ですが、採用企業の位置している本社に特徴があり、ほとんどが三大都市圏以外の地方企業(または三大都市圏内でも郊外に位置する企業)に集中しています。

特に福岡や広島、関東でも例えば茨城や埼玉などは、海外拠点を持つ地方優良企業が少なくないエリアになります。

これらの三大都市圏以外(または三大都市の中でも郊外エリア)の場合、優秀人材を集める競争力としては都心よりもどうしても弱くなってしまうため、経験へのハードルは都心よりも低い傾向にあります。

業種で言えば、アパレル製造や、EMS関連、電子・機械製造などが当たると思います。

職種で言えば、営業職、工場現場管理系(品質管理、生産管理など)、エンジニアを主として管理部門も一部ございます。

こういった企業は、海外事業が安定しており、目先の即戦力よりも、少し先を見据えた事業継続のためのポテンシャル人材の獲得を目指しているケースが多いのも特徴です。

 

ポイント3海外経験がある(留学経験OR現地採用経験)

そして最後に、海外経験ですが、これは派遣先国の語学が話せるとポイントが高い、となります。本科留学、交換留学、短期留学(最低半年以上)などご経験がある方で、語学ができるという強みをお持ちであることは優位に働きます。英語を話せることもポイントは高いですが、中華圏や東南アジアの募集では、現地語をより重視していることもあるので、できれば現地語を高いレベルで話せるようにしておくことが大事だと思います。

また他に、現地採用として関連職種経験があると、有望な若手として見てもらえる可能性はより高まります。現地採用の経験でいえば、BToB営業経験や工場管理系の経験があれば汎用的に活かせるはずです。

 

最後に。一番のポイントは根気強く待つこと

以上、海外駐在未経験者が海外駐在求人で内定獲得する3つのポイントと題して、ポイントをお伝えしてきました。

これらの条件が完全にそろった場合でも、そんなに都合よく求人が出てくるかと言えば不確定のため、まずは転職活動自体の期間を長く見て頂き、人材エージェント、転職サイトに登録し、情報収集から初めてみるのがおすすめです。

特に、弊社で支援させて頂いた海外駐在未経験者の方々は、求人情報へのアンテナを常に張っており、欠かさず情報収集されておられました。結果的に、転職活動期間も半年以上はザラで1年以上経過していた方も少なくはない印象です。逆を言えば、それくらい海外駐在員求人は希少で、針の穴を通すようなイメージなので、上記3点に加えて、もう一点重要なポイントを挙げるとすれば情熱を持ち根気強く待てること、といっても過言ではありません。

どうしても見つけられないという方は、これもあまり多くはありませんが、「将来的な海外要因」という先の将来を見据えた海外要因のポジションを探してみても良いかと思います。

 

 

お問い合わせ:ウィルアジアジャパン株式会社

info@will-asia.com

山田重治(Yamada Shigeharu)ウィルアジアジャパン株式会社

大学卒業後、大手人材会社で採用支援の営業に従事した後2010年より中国へ渡航。再度現地日系人材会社での勤務を経て上海で2013年ウィルアジアグループを創業。2018年ウィルアジアジャパン設立。現在は中国からリモートで日本採用案件(①駐在員案件、②中国企業の日本法人募集)のヘッドハンターとして従事。

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